2014/05/24

イギリス旅行記その3 ~ケンブリッジとオックスフォード~

その1その2と続いたイギリス旅行記シリーズ、
第3回目は言わずと知れた、イギリスの超名門校のある街、
ケンブリッジとオックスフォードの観光記です。

2つ合わせてOxbridge (オックスブリッジ)とも称される2つの大学街ですが、
それぞれロンドンからは日帰りで行けます。
(バスや電車で1時間くらい。オックスフォードの方が少し近かったかな?)


それぞれ観光名所(≒大学)は町の中心部に集まってますので、
1日で充分観光できます。
ただ、大学のキャンパス内は閉まるのが早かったり、
入る時間が限定されたりしているので注意が必要です。
ではまずケンブリッジから。


☆Cambridge (ケンブリッジ)

ケンブリッジに行ってみて気づいたのが、
大学のキャンパスが川沿いに集まってるんですね。
そして、その川の名前がRiver Cam(ケム川)。
そう、Cam川にかかっている橋(bridge)だから、Cambridge
ホントかどうかは知りませんが、多分そういうことなんじゃないかと。
そんなアハ体験をしたところで、写真をいくつか。


Kings College (キングス・カレッジ)
かつてはかの有名なイートン校出身者のみしか入れなかったらしい


同じくKings College


名前の由来?のCam川

St. John's College 

The Bridge of Sighs ため息橋

こんなところで勉強してみたいですね、いつか…

St. John's College

Mathematical Bridge (数学橋)
川沿いにキャンパスが集まってるだけに、橋が多いです。

この木、なんでもあのニュートンが、
万有引力の法則を思いつくきっかけとなった
りんごの木の子孫だとかそうじゃないとか…
こんな感じで、まさに日本人のイメージする、
欧米のキャンパスと言った感じで
歴史ある荘厳な建物が並んでおりました。

街には、教会もあって、その等からの眺めもなかなか




 2枚目の写真は市場の様子です。
平日に訪れたせいか、全く賑わっていませんでした笑
大学同様、街にも歴史があるので、
街の建物にも雰囲気がムンムンです。
訪れたThe Eagleというパブは、500年近い歴史があると言われ、
クリックとワトソンがDNAらせん構造についての議論を交わした、
という逸話が残っております。



 さすが老舗だけあって料理も美味しかったです、はい。

少しびっくりしたのが、夜にはキャンパスがライトアップされたことですかね。
プロジェクション・マッピングっていうやつですかね
いや、綺麗だったんですが…
ケンブリッジのイメージとは離れてたので驚きでした笑



以上、ケンブリッジの観光記でした。
どこで聞いたか忘れましたが、
Cambridge に対抗して、Onebridgeを名乗る大学が日本にあるとかないとか…
一橋の建物も好きですが、やはりケンブリッジにはかないませんね笑




☆Oxford (オックスフォード)
さて、ケンブリッジに負けず劣らず素晴らしかったオックスフォード
個人的にはオックスフォードが文系、
ケンブリッジが理系に強いイメージがあるので、
こっちの方が楽しみでした笑
まぁどちらもハイレベルだから比べるのも何だか…
といった話ですが

オックスフォードはしばしば、
「大学の中に街がある」と称されるそうです。
対するケンブリッジは「街の中に大学がある」と称されるとか、
それって普通じゃん!って個人的にはツッコミたくなりました笑

さて、トリビアはこの辺にして写真をどうぞ。

Merton College
現皇太子殿下が在籍されていたとか。
同じくMerton College
750年の歴史を誇るそうな

University Church of St. Mary the Virgin
聖メアリー教会

教会の上からの景色

Radcliffe Camera ラドクリフ・カメラ
図書館の一部だそう

ケンブリッジに負けず劣らず、
荘厳で趣きのある建物が並びます。
街の中に大学の建物が建ち並び、
その間にお店が並ぶ、と言った感じで、
「大学の中に街がある」というのも頷けます。

そして午後からしか入れなかった
Christ Church (クライストチャーチ)の写真を下に。
ここはもうひとつ観光の目玉があります。





下2枚の写真、どこかで見覚えのある方もいるのでは?
そう、クライストチャーチの食堂は、
映画ハリーポッターのホグワーツの食堂のモデルになったことで有名です。
観光客も多く、本当に通るだけといった感じでした。
お皿がおいてあることからも分かる通り、
現在でも学生の食堂として使われています。
そのため、少し夢を壊すような光景も…





うーん…もう少し食器入れはシックなものに出来ないんですかね笑
他にも普通にキッチンの慌しい様子も覗けました笑




最後には、少し街の中心から離れた
オックスフォード城近くの丘から夕焼けを眺め、
観光を終えました。

ケンブリッジとオックスフォード、どちらも素晴らしい街で、
いつかここで勉強したい、と言う気持ちが高まります。

SOASはロンドンの中心にあって、
キャンパスもただのビル!と言った感じなので、
こういった郊外の町の広いキャンパスで落ち着いて勉強できる、
という環境はやはり少し憧れます。
(単純にOxbridgeってかっこいいですしね笑)

個人的には、
川に沿ってキャンパスの並ぶケンブリッジの方が好みでしたが、
オックスフォードの方が良かったという友人もいますし、
そこら辺は好みの問題でしょうか。

さて、大量の写真と共にお届けした
イギリス観光記シリーズ第3回はこの辺で。
第4回を書くか、国外に出た話を書くか迷ってますが、
次回も旅行記の予定です。
では。

2014/05/23

イギリス旅行記その2 ~バース、ストーンヘンジ、ジュラシックコースト~

試験も終わったということで、
下書きのまま眠っていた旅行記を完成させようかと思います。

1回目のリヴァプール、マンチェスター編に続いて、
第2回目のイギリス旅行記、
今回は、昨年の11月(もうだいぶ前ですね笑)に1泊2日で行った
イングランド南部の旅行のお話を。
バース、ソールズベリ(ストーンヘンジ)、ジュラシックコーストを訪れた時の話です。
もう半年以上前の話なのでだいぶうろ覚えですが…



☆Bath (バース)
名前からだいぶ想像ができるかと思いますが、
まさにbath (お風呂、温泉)と関係が深い街です。
なんでも、この町の名前をとって、"bath"が"お風呂"という意味になったとか?
「さすが大英帝国!」
と思っていたのですが、今調べてみたら、
どうやらwikipedia曰く、逆に温泉で有名なこの街を昔の人がbathと名づけたそうな…
この記事を書かなかったら一生信じたままだったかもしれません笑

何にせよ、ローマ時代から温泉で有名なこの街。
時間と予算の都合でスパにははいれませんでしたが、
博物館には行きました。


古代より続くこの温泉に入ることは出来ないのですが、
なんとも荘厳なお風呂です。
こちらに来てから一度も湯船に使ってないので、
日本の温泉が恋しくなります笑




街並みも建物の色が統一されていて、
落ち着いて感じでした。
そしてバースもう一つの目玉が、
Royal Crescent (ロイヤルクレッセント)です。




僕のカメラでは全貌を捉えきれていないのですが、
三日月型の建物で、もうスケールが違いますよね、さすがです。
ちょうど真ん中を工事していたのが少し残念でした…笑

☆Stonehenge  (ストーンヘンジ)
イギリスと言えば、ストーンヘンジと言っても過言ではないかもしれません。
(いや、さすがにそれは過言かもしれません笑)

とにかく、日本でも知ってる人の多いストーンヘンジ。
世界一有名な石かもしれません。モアイ像とどっちが有名でしょうかね。



石です。まさに。
だだっ広い草原の中に、忽然と大きな石が並べられています。

ここに神秘的なものを感じるかは人によりけりだと思います。
しかしまぁ、
一体全体、だれが何のためにどうやってこんなものをわざわざ作ったのか、
今だによくわかっていないというのは、
歴史のロマンを感じざるをえないのではないでしょうか。

こんな歌が作られるくらいですからね笑



僕はというと、
ストーンヘンジの周りにいる羊に夢中になっておりました。


羊もどことなく、神聖な趣を感じさせるような気がしないでもないです。
いや、可愛いですね、羊
可愛いといえば、彼もなかなか↓


この石、困った顔に見えませんか?
ヒールストーンと呼ばれるこの石、
ストーンヘンジから少し離れたところにぽつんと立っていて、
まるで他の石を羨ましそうに見つめているよう…
なんとも哀愁ただよう顔です。

なんだかゆる~い感じになってしまいましたが、
ストーンヘンジ、いいところでした。

☆Jurassic Coast (ジュラシックコースト)


上の地図からもなんとなく分かる通り、
ジュラシックコーストは、
エクセターからボーンマスまでの海岸の名前です。
ジュラ紀の地層がそのまま残る海岸らしく、
恐竜の化石なんかも見つかるらしいです。

実は2日目は、Exeter (エクセター)と言う街から
この海岸をバスで通り、
ぶらり途中下車をしながら、観光する予定だったのですが、
バスの本数が予想以上に少なく、
予定していたロンドンへ帰るバスに乗るために、
一度もバスを降りることは出来ませんでした笑
計画性の大事さを思い知らされました…

しかしバスの道が比較的海岸沿いを走っていたので、
連れの友人に呆れられながら
窓からカメラを出して写真を撮りまくりました。











ちょうど夕日が見れたので、
じっくりは見れませんでしたが、
ゆったり落ち着いたバスの旅でした。

そうして辿り着いたのがWeymouth (ウェイマウス)
ここでようやく素敵な海岸に降り立つことが出来ました。









ロンドンは都会ですが、
少し離れるとこういう自然の綺麗な所を訪れることができるのも、
イギリスの魅力の1つではないでしょうか。

しばらくはこんな感じで、旅行関連の記事を書いていこうと思います。
では今回はこのへんで。

Pooleと言う街が今回の旅の終着点
ここからバスで帰りました。