2013/09/01

Pre-sessional Course その1 〜お姫様とクラスメイト!?〜

さて、ロンドンについてから1週間が経ちました。
今日はこっちで今受けているPre-sessional Courseについて書こうと思います。

このコースは留学生向けの準備コースで、英語で授業を受けるためのスキルを身につけるためのものです。
入学や留学の申請時に提出したTOEFLやIELTSの語学スコアによっては、強制的に受講する必要があります。
僕は一応強制ではなかったのですが、スコアはまぐれでとれたようなもので、特にListeningとSpeakingに関しては足りない部分が多いと感じていたので、受講しています。

クラスは午前中と午後2時間ずつあります。

午前中のクラスはいわゆるWritingのクラスで、essayの書き方を学んでいます。
今週はParagraph(段落みたいなもの)の書き方が中心で、Topic Sentenceの書き方や、文と文の繋ぎ方なんかを勉強しました。金曜日には早速1時間で500 wordsのessayを書きました。
IELTSのWritingが60分で150 wordsと250 wordsなことを考えると、それよりちょっと多いくらいですかね。

クラスでいわゆる交換留学生(exchange student)は僕だけで、他はこれから大学院に進む人や、学位を取る人でした。
構成は、日本人2人、韓国人2人に、香港人、中国人、タイ人、ドイツ人、スペイン人、ポーランド人が1人ずついます。やっぱり語学レベルの問題か、アジア人が多めですね。
専攻は、アジア研究とか、メディア研究とか、マネジメントとか、色々です。
本当はカメルーン人とサウジアラビア人もいる予定なのですが、遅れてくるみたいでまだ会っていません。

実はひとつ驚いたことがあって、
このPre-sessionalのクラス名簿に"Mr"とか"Miss"とか書いてある部分があるんですね。
ところが今後来る予定のサウジアラビア人のところには、
なんと、

"Princess"と書いてあるのです笑

先生に聞いたところ、どうやら本物のお姫様みたいです。
SOASは他にもカタールのPrincessを受け入れたりもしてるみたいです。
もっとも、サウジアラビアの王室は一夫多妻制なので、
たくさんPrincessがいるそうですが…
それにしても本物のお姫様とクラスメイトになれる機会なんてそうそうないので、
早く来ないか楽しみにしてます笑



話を本題に戻して、次は午後の授業です。
こちらはSpeakingに重きをおいた授業です。
午前中の授業はクラスがあらかじめ決められていたのに対し、
こちらは自分で選んだトピックによってクラス分けがされました。
トピックはLaw & Politics、Culture、Development、Mediaみたいに分かれてて、
僕はDevelopmentを選びました。
こちらのクラスは、日本人が4人いて、その他には中国人2人、韓国人2人、フランス人、イタリア人、リトアニア人1人ずつと言った感じです。

来週以降はプレゼンの練習とかもするみたいなのですが、
今週は日本でも有名な(?)、Jeffrey Sachs 教授のスピーチを聞いて、
Note-takingの練習をし、その内容に関して議論するという流れでした。
前述のとおりListeningが苦手な僕は、このNote-takingというやつが全然うまくできません。
頭で話を聞いて理解しながらノートを取っていく作業が英語で同時になかなかできないので、
書いている間に話が進んでいたり、逆に理解に努めようとすると全くメモが取れなかったりします。
今回は大体20分から30分くらいのスピーチだったのですが、途中で集中力が切れると、一気に置いていかれてしまいました。
更に長時間英語を聞いてると眠くなるので、
Pre-sessionalを受けずにそのまま正規の授業に参加していたらと思うとゾッとします笑

今回は家で自分で音源をもう一回聞き直してから次の授業に臨みましたが、
正規の授業を全部録音して、もう一回家で聞いてる時間はおそらくないと思うので、
何としてでもこの1ヶ月で英語を聞きながら集中力を切らさずノートをとる術を身につけたいと思います。

(ちなみに、授業で聞いたスピーチは、以下のURLからダウンロードして聞けるので、興味のある人は聞いてみてください。
http://www.bbc.co.uk/radio4/reith2007/lecture3.shtml )

どちらのクラスの先生も今のところあまり課題を出さないので、
授業以外の時間は割りと自由でした。
最終週には1500 wordsのessayとプレゼンが待っているので、これからはその準備に忙しくなるでしょうが…

1週間、授業を受けてみて、
「やっぱり来てよかったな」とつくづく感じています。
前述のように、特にListeningとSpeakingは他の人に比べて弱いので、
少しでもここで改善していけたらと思います。

実は大学1年の時に、アメリカのスタンフォード大学で、同じような1ヶ月の語学研修プログラムに参加したのですが、やはり英語でのessayの書き方などは、書いていないとだいぶ忘れています。
更に、その時は中国人と台湾人と日本人しかクラスにいなかったのですが、
SOASでは、より多様な文化圏の人と一緒に授業が受けられていて、院に進む人が多く、働いていた経験のある人もいるので、そういった多様性も相まってかなり刺激になります。

英語の壁はありますが、授業内容自体はついていけないわけではないので、
しっかりとここで準備していきたいと思います。

では、長くなりましたがこの辺で。

本文と全然関係ありませんが、素敵な標識に出会ったので笑

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