2014/09/24

ロンドン美術館めぐり

過去6回に渡り、旅行の話をお送りいたしましたが、
今回は、久しぶりにロンドンでの話。
(といっても結局中身は観光チックですが笑)


世界有数の都市であるロンドンには、数多くの美術館があります。

正直芸術に関してはだーいぶ疎いんですが、
常設展であれば、
ロンドンの美術館は基本的には無料で入れるので(寄付箱はおいてあります)、
まぁ、次にいつロンドンに来れるかもわからんしなーということで、
結構週末ふらっと行ったりしてました。

ふらっと行けば行くなりに、少しは興味も湧いてくるもので、
どうやら「印象派」と呼ばれる作品群に
心惹かれることが多いらしいということがわかったりもしました笑
もともと現代美術の何だかよくわかんない感じは好きだったりしたんですが、
それよか少しは文化的になったんじゃないかと思います笑

というわけで、今回は芸術意識のひくーーい学生による、
ロンドンの美術館のご紹介です。
(詳しい方は怒らないでくださいm(_ _)m)

The National Gallery(ナショナル・ギャラリー)


ロンドンの美術館といえば、
まず最初に挙がるのがこのナショナル・ギャラリーではないでしょうか。

世界でも有数の展示・保管数を誇る美術館で、
国内外の著名な作品が並んでいます。
部屋の数が多く、それぞれが複数の部屋と繋がっているので、
すぐに方向感覚を失います笑
僕もロンドンに遊びに来た友人を連れて、何度も足を運びましたが、
それでも全ては見切れていないかと思います。

残念ながら中は撮影禁止でしたので、写真での紹介はできませんが、
だれでも名前の聞いたことのある芸術家の作品が数多く展示されています。

ゴッホの『ひまわり』なんかは、
ちょうど企画展でオランダかどこかから借りてきて、
元々あった一枚と合わせて二枚展示されている時期もありました。

また、ナショナル・ポートレート・ギャラリーという美術館が隣にあり、
こちらでは人物画がメインで飾られています。

Tate Britain(テート・ブリテン)


ナショナル・ギャラリーの次に有名だと思われるのが、
このテート・ブリテンです。



上の写真のように、作品の時代ごとに部屋がわかれているので、
美術史を追う形で作品を見ることが出来ます。

また、イギリスを代表する画家である(らしい)、
ターナーの作品を集めただけの部屋があるのも特徴です。

ぼんやりした感じの作品が多いみたいなんですが、
この光とか空気が見えるような感じの作品が僕は何となく好きになりました。

きれいな風景を見るのが好きなのから派生して、
元々風景画を見るのは好きだったんですが、
写真では絶対に表せない感じがいいなあなんて思ってます。



Tate Modern(テート・モダン)


テート・ブリテンの姉妹館的な美術館。
上の写真の橋を渡った先の茶色い建物です。
もともと発電所だった建物らしいです。



中は吹き抜けもあって現代的な雰囲気。
そして展示されているのも現代美術が中心です。


おそらく館内で一番有名なのが、この作品。
ピカソの『泣く女』
しかし、個人的にこの美術館の見どころは、
訳の分からない現代美術の数々。
「なんでこんなものが?」
みたいなものが続々と現れて、
その作品の意図何かを勝手に妄想するという見方を楽しんでいます。




上の作品は、青い絵の具で上から下まで一筆で下ろす、というのを繰り返した作品、
下の作品は絵の具の入った風船をキャンパスに貼って、銃でぶち破った作品だったかと思います。
もう訳わかんないです笑
でも、こういうの見てるのは割と好きです。
こんな柄のTシャツほしいなぁ、なんて思ったりしながら見てました笑



Royal Academy of Arts(王立美術院)


イギリスの芸大みたいなところ。
基本的に企画展が中心なので、その時々で展示が変わります。
僕が行った時は、空間とか建築を中心とした芸術作品がテーマでした。


こんな感じで、5人くらいの芸術家の作品がどーんと。


これはストローです。来た人が差し足したり、逆に抜き取ったりしてました。


これは確か日本人の作品で、畳の原料であるい草を使っていたので、
懐かしい香りがしました。



Courtauld Institute Gallery(コートールド協会美術館)


テムズ川にある美術館で、比較的小さめで、
落ち着いた雰囲気があります。

数多くの企画展が実施されていて、
なぜか常設展ではなく企画展だけ行った事があります笑


写真がありませんが、等身大のゴキブリと女の子が抱き合っている絵が印象的でした笑



The Photographer's Gallery(現代写真ギャラリー)


ロンドンを発つ前日に慌てて訪れたのがここです。
その名の通り、写真だけが飾られています。
ここも企画展ばかりで、数カ月ごとに作品が変わるようです。


ちょうどDRC(コンゴ民主共和国)の兵士をモチーフにした作品群が飾られていました。


どちらも中心に黒くて丸いものを持ってきているのかな?と思って撮りました。

きれいな写真が並ぶというよりは、
現代美術に通じるような前衛的な作品が多かった印象があります。
(企画にもよると思いますが…)



以上、簡単ではありますが、ロンドンの美術館の紹介でした。
他にも、カメラを持っていくのを忘れたのか、
何故か写真がなかったSaatchi Galleryとか、
だいぶ最初の方の記事で紹介したWallace Collectionなんかもオススメです。


というわけで次回は、ロンドンで少し芸術をかじってしまった私のお送りする、
弾丸パリ旅行の模様をお送りいたします。



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